雨引観音(雨引山楽法寺)は、厄除延命安産子育の霊験あらたかな延命観世音菩薩を本尊佛として、おまつり申し上げる坂東観音霊場第二十四番札所の名刹である。

貫主のおはなし

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龍杉のこと

 雨引山境内の西端の丘陵上に一本の古木が聳えている。その名称を    「龍杉(りゅうすぎ)」と称している。  別名玉体杉とも云う。龍とは天皇さまをたとえて申すことばである。  天平の昔、聖武天皇の后光明皇后さまのご安産を …

秋篠宮悠仁親王さまのお誕生に寄せて

 9月6日は秋篠宮家に親王さまが誕生されました。まことにお目出度いことであります。  さて現在の皇室には、三笠宮家、常陸宮家、秋篠宮家の三宮家がありますが、三笠宮、秋篠宮の両宮家の名は、奈良県内の地名からとっています。 …

著莪(シャガ)の花

   かそけしや 雨降り止まず       著莪の花  この句は奈良県の長谷寺退山に降して私が詠んだ句である。  拙い句であるかも知れないが、自分なりにマアマアの俳句だと思っている。  実は私は雨男でして何か大事なことの …

雨引観音還暦詣りの話

 日本は世界に冠たる長寿国であり、人生百年の時代を迎えようとしています。  数え年齢六十一歳になられた方は還暦(かんれき)であります。  還暦は本卦(ほんけ)がえりといい自分の生まれた干支(えと)に帰るという訳であります …

弁慶の写経について

 奥州(岩手県)平泉を発足した源義経一行は、一路南下して治承四年(1180)秋も深まる十月、常陸国(茨城県)筑波山の北の雨引山楽法寺に入った。当時雨引山は南都(奈良県)興福寺の末寺として、興福寺別当一乗院門跡の支配下にあ …

聖見堂

 当山境内に聖見堂というお堂がある。この堂内には大日如来と弘法大師がまつられている。  言うまでもないが、弘法大師は厄除の功徳あらたかであるというので、お詣りする人が絶えることがない。  実は、弘法大師は御名を空海と申し …

宗尊親王様のこと

 寺伝によれば、  雨引観音は五八七年の開山であるが、中古衰微して、鎌倉時代の文明六年(1,254)後嵯峨天皇の皇子で鎌倉幕府の将軍であった宗尊親王さまの御寄進によって、観音堂・多宝塔(当時は三重塔)・仁王門・鐘楼堂・上 …

護摩のはなし

 当山における最も尊い行法とされている「護摩の法」について、当山中興第十世宥円和尚の事跡を中心にお話しいたします。  宥円さんは行者として非常にすぐれたお方でした。たとえば・・・こんなことがありました。  十年間雨引山の …

延命観世音ぼさつ御開帳のこと

 二月は陰暦(旧暦)の一月であるので、旧正月に因んだことを申し上げます。  私は当山住職の世代でいえば中興三十一世であるが、私より十六代前の住職堯宗の時のこと。  一月二十八日深夜、俄に観音堂が震動し、御本尊延命観世音菩 …

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