本日、小雨の模様の中、「マダラ鬼神祭」が厳修されました。午前11時、会奉行を先頭に金棒・吹螺師・白馬に乗るマダラ鬼神と鬼類・大旗・稚児・職衆・大導師・大傘・大名駕籠・名士(寺侍)総勢130名の長い行列が出発しました。

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野天護摩(柴灯護摩)会場に到着した一行は、総礼に続いて献灯・献花・献供、大導師による洒水・九字・点火、雨引観音世田ヶ谷講々元根岸成達氏による願文奉読、職衆による読経と続いた。又、読経途中からマダラ鬼神率いる鬼類が再入場し、職衆・大導師の退場を待って鬼踊りが始まった。

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鬼踊りが終了した鬼たちは、観音堂はま縁に上がり、四苦を払うという意味合いから49本の矢を天空に放った。この矢をつかんだ者は、無病息災・家内安全の御利益があるとされている。又、その後に名士(寺侍)によって福餅撒きが行われた。

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