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![]() 雨引山楽法寺塔中の一寺であった安養院庫裡の建物を、明治4年以降雨引山楽法寺本坊として使用して来たものであるが、 当山寺史の上においては、大変意義のある建物であった。 即ち昭和51年に現在の建物に建て替る以前の本坊は、旧安養 院のおもかげを伝えるもので、隠れ中二階とでもいうべき建物で、正面より見れば 平家建てであるが、側面から臨めば二階建てという変型的二階であった。 これは徳川幕府時代に幕府の犯罪人が逃げて来た場合、仏の慈悲をもってかくまった 遺構であり、当山は当時いかに、権威の有った寺院であったか、この建物を一見 すれば判るようなものであった。 然し享保年間(1716頃)より二百五十余年を経過して腐朽したので前記の如く 、昭和51年12月に現在の建物に建て替えたものである。 |
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